中国の動画配信サービス・騰訊視頻（テンセントビデオ）で7月24日に配信が始まったファンタジー時代劇ドラマ「長相思」。この大ヒット作品に出演している注目俳優2人の名前の由来が、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で話題になっている。

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その2人とは、「覚醒年代」「喬家的兒女」などの出演作を持つチャン・ワンイー（張晚意）と昨年の「猟罪図鑑～見えない肖像画～（原題：猟罪図鑑）」で一気にブレークしたタン・ジェンツー（檀健次）。微博には名前の由来について語る2人の動画が上げられており、それによるとチャン・ワンイーは両親が年齢を重ねてから授かった子どもだったため、姉は「晚情」、自身は「晚意」と名付けられたそうだ。姉弟で「遅くに訪れた情意（気持ち、愛情などの意）」となり、投稿者は「とてもロマンチックだ」とつぶやいている。

一方、タン・ジェンツーの名前は日本の漫画「北斗の拳」から来ているとみられる。「北斗の拳」の主人公・ケンシロウは中国語で「健次郎」とも表記され、動画の中のタン・ジェンツーは、恐らく5歳の頃に見た健次郎のことを「すごくクールだ」と言ったら、母親から「じゃあ檀健次郎に改名しましょう」と言われ、その後「郎」の文字を取って「檀健次」になったとのエピソードを語っている。

この他、中国のサイトには過去に、「初めてタン・ジェンツーの名前を聞いた時、日本人のようでとても特別だと思った。本当に日本の漫画と関係があるなんて思いもよらなかった」とする記事が掲載されていて、同記事はタン・ジェンツーが5歳の時に見た漫画が日本の漫画だったことを紹介している。

2人の動画を見たネットユーザーからは「チャン・ワンイーって本当にすてきな名前」「名前に愛がある」という声や「タン・ジェンツーは容姿だけでなく名前まで2次元だ」「考え方が開けているタン・ジェンツーのお母さん。うらやましい」などの声が上がり、中には「タン・ジェンツーが『ポケットモンスター』のピカチュウがクールだと言ったら…」と想像する声も聞かれた。（翻訳・編集/野谷）