日本でペットロボットが人気、生活に寄り添う―中国メディア

Record China    2023年8月6日(日) 14時0分

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2日、環球時報は、日本でペットロボットが人気になっており、さまざまな生活シーンにおいて人々の心に寄り添っていると報じた。資料写真。

2023年8月2日、環球時報は、日本でペットロボットが人気になっており、さまざまな生活シーンにおいて人々の心に寄り添っていると報じた。

記事は、特に新型コロナ以降に多くの日本人がペットロボットを生活に取り入れるようになったと紹介。これらのロボットに使われている最新技術が「細やかな操作能力を高めるためでも、危険な作業を人間に代わって行うためでもなく、人間とのより質の高いインタラクションを実現するためのものだ」と伝えた。

そして、ペットロボットがおおむね人間の赤ちゃんか少し大きめの猫ぐらいのまさに「小動物」のサイズで、中には放熱技術を搭載して37度から39度程度の「体温」を持ち、温かみを感じさせ、小さな命を抱いているような感覚を与えるものもあると説明。また、ペットロボットの多くは自動操縦技術を応用して室内を移動し、行動マップを作成することができ、生成したマップを基に自分の活動場所や飼い主の「お迎え場所」を設定できるほか、人とのやりとりなどその日の様子を記録でき、外出先からでもロボットの様子を確認できるログ機能を持つペットロボットもあるとした。

さらに、本物の生き物のように世界を感じ取り、不安や興奮などの感情を体現する能力を持つアルゴリズムを搭載したペットロボットは、環境に適応し、周囲の人々と積極的に関係を築くと紹介。工場から出荷されたペットロボットはそれぞれの環境に合わせて異なる成長を遂げていき、飼い主は新しい命との出会いに驚きを感じることができると伝えた。

記事はまた、ペットロボットが私生活に癒しをもたらすだけでなく、仕事の現場でも活躍すると指摘。会社で従業員が職場環境に十分満足していない場合や、上層部と下層部の間でコミュニケーションに問題がある場合に、職場の活力を向上させる「潤滑油」的な役割を果たすとし、すでに多くの日本企業がペットロボットをオフィスに導入しているとしたほか、ホテルなどの商業施設でもペットロボットを利用して顧客から好評を博していると伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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