ヒロイン追加情報が物議醸した「猟罪図鑑」、脚本家の「続編参加しない」投稿も大反響

anomado    2023年8月5日(土) 16時0分

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大ヒット中国ドラマ「猟罪図鑑〜見えない肖像画~」をめぐり、シーズン1を手掛けた脚本家の投稿が大反響を巻き起こした。

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タン・ジェンツー檀健次)演じる似顔絵捜査官の沈翊が、ジン・シージャー(金世佳)演じる刑事・杜城とタッグを組んで事件の真相に迫る大ヒット中国ドラマ猟罪図鑑〜見えない肖像画~」。続くシーズン2をめぐってはヒロイン投入情報が物議を醸し、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)ではシーズン1を手掛けた脚本家の投稿が大反響を巻き起こした。

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「ヒロイン不在の傑作ドラマ」との声が上がるシーズン1は2022年3月に愛奇芸(iQIYI)と騰訊視頻(テンセントビデオ)で配信をスタート。今年6月に明らかにされた続編の制作スタートにファンから喜びの声が上がったが、最近伝えられた「ワン・チューラン(王楚然)演じるヒロインが投入される」との情報には「余計なシナリオ」などの不満が寄せられた。

一方、微博では2日、シーズン1の脚本家の1人、賈東岩(ジア・ドンイエン)氏が「理念が一致せず、シーズン2に参加できなかった」とつづって視聴者として応援する考えを示し、この投稿には約2万件ものコメントが殺到。「なぜ?じゃあ誰が脚本を担当するの?」「『理念の不一致』ってヒロイン投入のこと?」「賈氏のチームが参加しないシーズン2は受け入れられない。役者の演技がどれだけ素晴らしくても土台となるのはストーリーだ」「賈氏の脚本だと思ってシーズン2を楽しみにしていたのに」などの声が聞かれ、賈氏不在のシーズン2の面白さを心配する声が複数上がった。


さらにヒロイン投入についてシーズン1の別の脚本家が微博で言及したことも話題となり、同脚本家は「創作の角度からいうと、ヒロイン投入でドラマの雰囲気、ストーリーの重点が変わるのは間違いないし、前作の人物像を変えることさえある。続編に当たって前作の理念を引き継ぎたいのが本音」「『理念の不一致』とは創作スタイルの不一致、案件の雰囲気、表現手法が不一致ということ」として、「これ以上もこれ以下もない。臆測はやめましょう」と記している。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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