中国・上海市で大量のわいせつDVDを所持して列車に乗ろうとした男性に行政拘留処分が下され、ネットユーザーからは同情の声が上がっている。中国メディアの新浪新聞が伝えた。

報道によると、7月31日、上海駅の保安検査員から警察に大量のわいせつDVDを所持した乗客がいるとの通報があった。警察が調べたところ、男性のスーツケースの中から226枚のわいせつDVDが発見された。

男性は取り調べに対し、DVDは引越しをする友人が「要らなくなったから」とくれたものだと説明した。男性には「わいせつ物運搬」の疑いで、鉄道警察から12日間の行政拘留処分が下された。

中国のネットユーザーからは「販売したわけでもないのになぜ拘留するんだ？」「持ってるだけでダメなの？」「拘留までする必要ないのでは？」「市民の私有財産は保護されないのか」「じゃあ、アダルト動画を流せるスマートフォンを携帯しているとわいせつ物運搬罪になるのか？」など同情や疑問の声が多数上がる一方で、「もし国内で撮影されたものなら『違法発行物』。輸入したものなら（中国の）税関が許可するはずないから『密輸品』。だから100％違法」とのコメントも見られた。

また、「封建的」「上海の警察はろくな仕事をしない」「パッケージを見る限り、どれも日本の『先生』（※アダルト女優）の『教材』のようだな」といった声のほか、「まだDVDなんてものが存在していたとは」「20年前のニュースかと思った」「あげたとしても今のご時世、相手がプレイヤーを持っているとは限らないね」といったコメントも寄せられている。（翻訳・編集/北田）

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— 中国動画 (@RC00547555) August 3, 2023