媚日発言で批判浴びる李登輝氏、英メディアで「尖閣は日本領」再度主張―中国メディア

Record China    2014年7月29日(火) 22時23分

拡大

29日、元台湾総統の李登輝氏は英BBC中国語サイトの取材に応じ、「尖閣諸島は日本領」とする考えを改めて示した。写真は尖閣諸島。

(1 / 2 枚)

2014年7月29日、中国新聞社によると、元台湾総統の李登輝(リー・デンフイ)氏は英BBC中国語サイトの取材に応じ、「尖閣諸島は日本領」とする考えを改めて示した。

その他の写真

李氏は「尖閣諸島をめぐり、台湾が日本との間に抱えているのは漁業権問題だけであり、領土問題ではない」と強調。「当時の日本政府は、琉球(沖縄)の漁民の管理を台湾州政府に委託していただけ」「日本は明治6年には尖閣諸島を領有し、国際法の承認も得ている」などと述べた。

尖閣問題や対日問題で、李氏の発言が物議を醸すのは今回が初めてではない。李氏の媚日発言は繰り返し批判を受けてきた。

李氏は2002年、03年、08年、10年、11年に「尖閣諸島は日本領」と発言。今年1月には、安倍晋三首相の靖国神社参拝を「国家の指導者が国家のために命を犠牲にした英霊を参拝するのは当然のこと」と擁護している。

また、12年9月には日本による尖閣国有化を「他人の家の問題」とし、「尖閣諸島にあるのは1つの問題だけだ。それは漁業権問題であり、領有権問題ではない」と主張している。

台湾の馬英九(マー・インジウ)総統は12年、香港誌「亜洲周刊」の取材に応じ、台湾の軍幹部が1990年に尖閣諸島への強行上陸を企図したが、李氏の「一喝」で取りやめになったと述べた。

台湾民進党の呂秀蓮(リュー・シウリエン)氏も同年、「李氏は尖閣問題を十分に理解していないからこそ、日本側の主張を信じ込んでいる」と批判している。(翻訳・編集/NY)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携