日本のインバウンド好況の理由はこれ!私鉄駅に導入されたあるサービスに韓国メディアが注目

Record Korea    2023年8月8日(火) 10時0分

拡大

6日、韓国・JTBCは、西武新宿駅に導入された同時翻訳システムを紹介した。写真は成田空港。

2023年8月6日、韓国・JTBCは「日本のインバウンド好況には円安などさまざまな理由があるが、ある私鉄駅で見られた『こまやかな気遣い』もその一つだ」として、西武新宿駅に導入された同時翻訳システムを紹介している。

西武鉄道・西武新宿駅の窓口に先月から、同時翻訳機能付きの透明ディスプレイが設置されている。このディスプレイを挟んで会話すると、外国人が話した内容は日本語に、駅員が話した内容は相手の言語に自動的に翻訳され、その場で表示される。韓国語をはじめ英語、フランス語など12カ国語に対応しているという。

実際に利用したイタリアからの観光客は「どこでも無線LANがあるわけではないので、Googleの翻訳アプリも常には使えない。スマホに入力して見せても誤解が生じたりするが、画面にこうして出るのはとてもいい」と評価している。

記事は「このシステムを導入したのは政府ではなく民間の鉄道会社だ」と強調している。政府だけでなく民間企業も外国人観光客に対応したサービスを強化しており、今年上半期に日本を訪れた外国人観光客数は1071万人を記録。「円安で費用負担が軽減された上に、地域ごとに差別化されたコンテンツもインバウンドを呼び込んでいる」と伝えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「変化が遅い日本がこういうサービスを始めたというのはすごいね」「IT強国でもないのに、画期的でいいサービスだと思う。アイデアが奇抜だ」「どうして日本に行くのかと文句をつけず、こういう所から少し学ぼう」「認めるべきことは認めよう」「日本はトイレはきれいだし、犬の散歩をさせている人はマナーがいいし、街にごみが散乱していない。旅行で訪れると、とても学ぶことが多い」などの声が寄せられている。

また、「交通に関しては韓国の方が快適だ」「公共交通は日本より韓国の方が安くていい」「日本の鉄道料金を知ったら驚くと思うが、韓国も現実的な値段に上げて、利益で施設投資をすべきだ」といったコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携