世界遺産・兵馬俑で複数の観光客が殴り合い―中国メディア

Record China    2023年8月8日(火) 15時0分

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7日、中国の動画メディア・沸点視頻は、陝西省西安市にある兵馬俑博物館で複数の観光客が殴り合うトラブルが発生したと報じた。写真は兵馬俑。

2023年8月7日、中国の動画メディア・沸点視頻は、陝西省西安市にある兵馬俑博物館で複数の観光客が殴り合うトラブルが発生したと報じた。

同メディアによると、同博物館内の兵馬俑展示ホールで7日、複数の男女の観光客が殴り合うトラブルが発生し、その様子を撮影した動画がネット上に拡散した。動画では、兵馬俑の遺跡を間近に見られる手すり付きの参観スペースで、数人が激しく叫び声を上げながら顔や体を殴り合う様子が映っており、付近には当事者の家族とみられる子どもの姿もあった。

現地公安当局は乱闘について、4人連れのグループと3人連れのグループによるものと発表。双方は公安当局の取り調べの中で自らの過ちを認め、相手に謝罪の意向を示しており、警察官の仲裁によってすでに和解の合意に至ったという。

中国を代表する歴史遺産の前で繰り広げられた乱闘について、中国のネットユーザーは「兵馬俑があきれてそう」「始皇帝が『私の眠りを邪魔するのは誰だ』と言ってそう」「兵馬俑たちは『ついにわれわれにもやじ馬のチャンスが回ってきたぞ』って言ってそう」「ここ数日、西安ではあちこちでけんかが起きている。楽しい旅行を楽しいまま終わらせることはできないのか」「眠っている兵馬俑が参戦しないように気をつけろ」「古代人にまで恥をさらすとは」「観光スポットはこういうやからを永久に出入り禁止にすべきだ」「兵馬俑は人の流れのコントロールが正直言って下手」「文明社会にはまだまだほど遠いな」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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