中国海軍の兵器建造は日本を超越=専門家「日本は技術面での優位に安穏としていられない」―香港紙

Record China    2014年8月1日(金) 0時5分

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28日、現時点では日本の海上自衛隊は中国海軍よりも装備で優勢にあるかもしれないが、中国が日本に追いつく勢いだと、専門家が指摘している。写真は中国の空母。

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2014年7月28日、参考消息網によると、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストのウェブサイトは27日、現時点では日本の海上自衛隊は中国海軍よりも装備で優勢にあるかもしれないが、中国が日本に追いつく勢いだと報じた。

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中国の軍事専門家・黄東(ホアン・ドン)氏は、「兵員数では中国海軍は海上自衛隊を圧倒するが、海上自衛隊は過去数十年にわたって現代的な戦略の基で訓練を行っており、多部隊との連携訓練も行ってきた」と指摘。一方の中国海軍については「他部隊との共同作戦や、異なる武器システムが混在する環境に対応する新たな方式を模索している段階」とし、潜水艦などでも日本は最新の技術が使われており、旧式艦ばかりの中国は大きく水をあけられていると語る。

しかし、米海軍大学の吉原俊井氏は、技術や経験の面で海上自衛隊は優位にあるものの、中国が急速に追い上げているとし、兵器建造の面では中国はすでに全面的に日本を追い越していると語る。中国海軍は目下、現代的な駆逐艦や護衛艦、ミサイル高速艇などを次々に配備しつつあり、中国の建造ペースに日本は対応が難しくなっている。日本は技術面での優位に頼ってばかりではいられなくなると指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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