Record China 2014年7月30日(水) 19時57分
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29日、人民網によると、タイを訪れた中国人観光客がオプションツアーへの参加を拒否したところ、現地ガイドに5時間放置されるという騒動が起きた。写真はタイ。
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2014年7月29日、人民網によると、タイを訪れた中国人観光客がオプションツアーへの参加を拒否したところ、現地ガイドに5時間放置されるという騒動が起きた。
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タイを訪れた中国人観光客19人は、それぞれ旅行会社を通じて2000元(約3万2000円)前後で6日間のツアーを申し込んでいた。ツアー客の1人、高(ガオ)さんは「ツアーの引率者は簡単な説明会を開いて、2000元ほどの任意のオプションツアーがあることを話していた。でも、任意だと言っていたのでそのときは誰も気にとめていなかった」と話す。
7月22日夜、予定通りにパタヤに着くと、その翌朝7時に現地ガイドに集合させられ、宝石店などで買い物をさせられた。ツアー参加者の李(リー)さんによると、買い物を終えてバスに戻った時、ガイドは「買い物をしてない人もいるでしょう?あなたたちを罵倒しないだけありがたいと思ってもらいたいですね」と言い放ったという。
その後、ガイドは三つのコースが載った日程表を示したが、そのすべてが参加者の自費によるものだった。価格は2300元(約3万6800円)、2600元(約4万1600円)、2900元(約4万6400円)で、必ず一つを選ばなければならないと説明された。この価格はすでに、タイツアー自体の価格を超えていたため、19人全員が拒否した。
すると、午後4時ごろ、現地ガイドと中国の引率者が突然姿を消した。その間、引率者はたびたび現れ、追加料金を払うようツアー客を説得し、「払わなければここから移動できない」と伝えた。現地は中心部から離れており、誰も道が分からなかったため、高さんは仕方なくタイの中国大使館に連絡し、助けを求めた。
その後、午後9時になってようやく現地ガイドと運転手が戻ってきて、19人を市内のホテルに送り届けた。その間、ツアー客は5時間に渡って放置された。李さんは「お金の問題ではない。私たちは旅行に行ったのであって、侮辱を受けに行ったのではない」と語り、高さんは「仏教文化に触れたかったのに、買い物ばかり。時にはまだ開いてない店の前で待たされることもあった」と話している。(翻訳・編集/北田)
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