anomado 2023年8月18日(金) 9時0分
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特殊詐欺事件の現状に初めてスポットを当てた中国映画「孤注一擲」が8月25日に9カ国で同時上映されると報じられ、反響を呼んでいる。
東南アジアを拠点にSNSなどを利用した特殊詐欺事件が日本でもたびたび報道されているが、この犯罪の現状に初めてスポットを当てた中国映画「孤注一擲」が8月25日に海外9カ国で上映されると報じられ、反響を呼んでいる。
「孤注一擲」は海外の詐欺拠点で行われている被害者への拉致監禁や虐待、犯罪の巣窟の有様など犯罪現場のリアリティーを緻密に描いた話題作で、中国では8日に上映が始まった。主演を務めるのは歌手・俳優のレイ(張芸興/チャン・イーシン)と女優のジン・チェン(金晨)で、ダレン・ワン(王大陸)やジョウ・イエ(周也)もゲスト出演している。
今回上映が決定したのはカナダ、オーストラリア、マレーシア、シンガポール、カンボジアなど9カ国で、アフリカや中東でも順次上映されると伝えられている。
中国では近年、「海外で短期間で高収入が得られる」という広告にだまされて東南アジアへ渡航し、後に身代金を要求されたり、人身売買などの被害に遭うケースが相次いでおり、映画の上映が犯罪抑止につながるのではないかと期待されている。
海外での上映の発表を受け、中国のSNS・微博(ウェイボー)では「特殊詐欺のネットワークは全世界に行きわたっているから、より多くの人に真相を知ってもらう必要がある」「映画を見る人が一人増えれば、だまされる人が一人減る」「東南アジアでの上映は度胸があるな」「ラオス、タイでも上映されるそうだが、肝心のミャンマーが抜けている」などの反応が見られた。(翻訳・編集/RR)
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