プリゴジン氏死亡か、ジェット機墜落に「9つの可能性」―中国メディア

Record China    2023年8月24日(木) 11時10分

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24日、映象新聞は、ロシアで自家用ジェット機が墜落し、民間軍事会社ワグネルの代表・プリゴジン氏が死亡したとの情報について、墜落の原因について考察する記事を掲載した。

2023年8月24日、中国メディアの映象新聞は、ロシアで自家用ジェット機が墜落し、民間軍事会社ワグネルの代表・プリゴジン氏が死亡したとの情報について、墜落の原因について考察する記事を掲載した。

記事は、23日、ロシアの首都モスクワからサンクトペテルブルクに向かっていた自家用ジェット機が北西部のトベリ州で墜落し、乗員乗客10人の中に「エフゲニー・プリゴジン」という名前が含まれていたことを紹介した上で、ジェット機が墜落した理由について考えられる9つのポイントを挙げている。

1つ目はジェット機の故障。プリゴジン氏は行動する際非常に慎重だったと考えられているものの、機械的な故障の可能性は完全には否定できないとした。2つ目は異常気象とし、墜落現場の映像を見る限り天候は良好そうであるものの、高度1万メートルの上空で何が起きていたかはわからないと伝えた。

3つ目はジェット機内で発生したもめ事がエスカレートした可能性に言及し、これはブラックボックスの解析が待たれるとした。4つ目はウクライナによる暗殺で、墜落の翌日がウクライナの独立記念日だったことから、機体がウクライナ側によって事前に改ざんされた可能性も否定できないとの見方を示している。5つ目は、ワグネルが反乱に失敗した後多くの戦闘員が隣国のベラルーシにやって来たことを脅威と捉えたポーランドやリトアニアによる暗殺の可能性を挙げた。

6つ目は米国による暗殺だとし、墜落事故を知ったバイデン米大統領が「実際に何が起きたかはわからないが、驚いてはいない」とコメントしたことを紹介。米国にもプリゴジン氏を葬る能力、動機は十分にあるとした。7つ目はプーチン大統領の命令によるものとし、西側諸国も真っ先に「ロシアのしわざ。プーチンのいつものやり方だ」と考えたと伝えている。また8つ目には、プーチン大統領の命令ではなく、プリゴジン氏が非難の対象としていたロシア軍幹部が指示を出した可能性についても言及した。

そして最後の9つ目は「計算された逃亡劇」のケースを指摘。プリゴジン氏は2日前にアフリカにいるとする動画を公開したばかりであることから、あくまで身代わりの「プリゴジン」が1人亡くなっただけで、実際には本人を含むさらに多くの「プリゴジン」が存在するのではないかとの見方も出ていると伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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