上海の日本料理店が大盛況! 処理水放出で駆け込み「今ならまだ安全」―中国

Record China    2023年8月25日(金) 11時0分

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日本で福島第一原発の処理水の海洋放出が始まった24日、上海市の日本料理店が大盛況になったという。資料写真。

日本で東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出が始まった24日、上海市の日本料理店が大盛況になったという。

中国メディアの梨視頻によると、ある市民は上海楊浦区の日本料理店では30分から1時間待ちのにぎわいだったと説明。同店の店員は「普段は平日の夜はそれほど人が多くないが、この2日間は非常に多かった」と明かした。また、客の一人は「今日(24日)汚染水が流されているのを見て食べに来た。今ならまだ海鮮は安全だと思うから」と語ったという。

別の日本料理店でも同日は大勢の客が来店したため長い順番待ちの列ができた。長寧区にある日本料理店は屋内も屋外もほぼ満席で、午後8時を過ぎても入れ代わり立ち代わり客が入っていた。刺し身が人気だったようで、店で食べた上にテイクアウトする客もいたようだ。

また、中国メディアの第一財経によると、ある飲食店関係者は「今日(24日)は刺し身、特にサーモンとマグロを注文する客が普段の2倍に増えた」と説明したという。

一方、中国のネット上では24日から処理水放出の話題が大きな注目を集めている。中国のSNS・微博(ウェイボー)では「日本が正式に汚染水の海洋放出を開始」「日本の海鮮はまだ食べられるのか」「汚染水排出後、福島の海水の色が2色になる」「日本が700億円を投じて汚染水のマイナスの情報を処理」「汚染水を飲んだ日本の役人が4年後に引退し消える」などが相次ぎトレンド入り。

トップ50のうち処理水関連のワードが3分の1以上を占める異例の状況で、「日本が汚染水を流した日に大阪で突如豪雨」「日本の化粧品(は使っても問題ないのか)」「富士山爆発」までがランクインしている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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