韓国ヒョンデ、時速80キロのレベル3自動運転車を世界初商用化へ=韓国ネット「新世界が開かれる」

Record Korea    2023年8月30日(水) 17時0分

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30日、韓国・朝鮮日報は「現代自動車が年末に時速80キロのレベル3自動運転車を世界で初めて商用化する」と伝えた。資料写真。

2023年8月30日、韓国・朝鮮日報は「現代自動車(ヒョンデ)が年末に時速80キロのレベル3自動運転車を世界で初めて商用化する」と伝えた。

記事はレベル3について「全ての高速道路で、運転手がハンドルを握らなくても目的地に向かって車が自動で走行する」と説明し、「これまで消費者に販売する車にレベル3機能を搭載したのは日本のホンダとドイツのメルセデス・ベンツだけで、時速60キロが上限だった。この壁を現代自動車が打ち破ったということだ」と説明している。

また「現在は韓国の自動車産業を代表する現代自動車・起亜自動車(キア)だが、わずか半世紀前は日本や米国から入ってくる車を改造して消費者に売る会社だった。しかし“先端技術の総体”と呼ばれる自動運転分野で、GMやBMW、未来車のアイコンであるテスラなどを抑えて主導権を握り始めている」と伝えている。

グローバル調査会社プレシデンス・リサーチは、自動運転車市場が今年の1701億ドル(約21兆8677億円)から30年には約10倍の1兆8084億ドルになると予想している。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「保険会社もなくなり、免許証も必要なく、運転席もなくなる。簡単な目的地入力操作が可能なら小学生や障害のある人でも運転できる便利な新世界が開かれるようだ」「現代自動車は常に韓国国民の誇りだ。未来のモビリティにたくさん投資し、グローバル企業としてトップに君臨してほしい」「夢のような仮想の世界が現実に迫っている」など期待の声が上がっている。

一方で「急発進問題は解決した?」「自動運転車は便利でいいけど、事故が起きたら誰の責任になるの?」「半自動運転車は利用するけど、完全自動運転車は絶対に乗らない」など否定的な声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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