中国の女性名物報道官、日本の処理水放出めぐり4連続投稿し警告―中国メディア

Record China    2023年8月31日(木) 12時0分

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福島第一原発にたまる処理水の海洋放出に関連し、中国外交部の次官補で報道官の華春瑩氏が30日、Xに4連続投稿をし、「覆水盆に返らず。日本は手遅れになる前にやめるべきだ」と警告を発したと環球時報が伝えた。

東京電力福島第一原発にたまる処理水の海洋放出に関連し、中国外交部の次官補で報道官の華春瑩(ホア・チュンイン)氏が30日、X(旧ツイッター)に英語で4連続投稿をし、「覆水盆に返らず。日本は手遅れになる前にやめるべきだ」と警告を発したと、中国共産党系の環球時報が伝えた。

華氏は「いくつかの簡単な質問」とし、まず「なぜ日本はトリチウムの希釈ばかりを強調するのか。福島の放射能汚染水には60種類以上の放射性核種が含まれているが、残りの放射性核種の処理はどうなるのか」と投稿した。

続けて「もしその水が本当に無害であるなら、なぜ日本は700億円を費やして宣伝キャンペーンを始めようとしているのか。なぜ日本は関係者による福島の放射能汚染水と海水のサンプル収集を拒んだのか」と問い掛けた。

さらに「この水が無害ではないと判明した場合、近隣諸国や他の多くの国が海洋放出しないよう勧告する中で、日本は海洋放出を続けられるのか。これが誠実で責任ある国の振る舞いなのか」と投稿。

4つ目の投稿で「中国と日本には『覆水盆に返らず』ということわざがある。『こぼれた水は二度と元の盆に戻らない』という意味だ。受けたダメージは元に戻せない。日本は手遅れになる前にやめるべきだ」とした。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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