韓国の世界スカウト大会、閉幕後の会場が”ごみの山”に=韓国ネット「衝撃」「史上最悪の国際大会」

Record Korea    2023年9月1日(金) 19時0分

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31日、韓国・JTBCは「ジャンボリー大会が閉幕し3週間が過ぎたが、会場となったキャンプ場はごみなどが放置されたままで、ひどい状態になっている」と伝えた。写真は会場となったセマングムのキャンプ場。

2023年8月31日、韓国・JTBCは「ジャンボリー大会が閉幕し3週間が過ぎたが、会場となったセマングムのキャンプ場はごみなどが放置されたままで、ひどい状態になっている」と伝えた。

ボーイスカウト・ガールスカウトの世界大会「世界スカウトジャンボリー」は1~11日に韓国・全羅北道のセマングムで開催され、世界各地からスカウト隊員約4万3000人が参加した。

記事によると、大会閉幕から約3週間後のキャンプ場を取材したところ、テントはすべて撤去されていたものの、広大な会場のあちこちにごみが散乱していた。生活用品はもちろん、冷蔵庫や枕、横断幕、パレットなどもそのまま放置され、参加チームの活動記録表や国旗もあった。食べ残しの食品や飲み物も山積みで、強烈な悪臭が漂っていたという。

さらに、大会中に猛暑に苦しむ参加者らのため、機関や団体が寄付した大量のミネラルウオーターやパン、消毒液も、未開封のままケースやパレットに入った状態で置かれていたという。

これについて、大会組織委員会側は「最近雨が続いたため掃除できなかった」「本来は参加者らが片付けるべきもの。大会を正常に終えていればこんなにごみは出なかった」「予算を使い切ってしまったので、(清掃業者に依頼する)費用をあちこちから集めている」などと話した。ただ、大会閉幕後に同地域に1日10ミリ以上の雨が降ったのはわずか2日間だという。

猛暑の中で行われた今大会は、熱中症患者が続出するなど初日からハプニングが相次いだ。シャワーやトイレなどの施設や食料の不備、衛生問題なども指摘され、英米の参加者が大挙して早期撤収する事態も起きた。

記事は最後に「今大会は、関係者が互いに責任を押し付け合いきちんと運営できなかったと批判されているが、会場に放置されたごみもまたそれを物語っている」と伝えている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「この会場の姿が韓国の素顔だ。やり遂げる力もないのになぜ開催した?」「衝撃の事実に開いた口がふさがらない」「史上最悪の国際イベント」「準備も不十分、運営も不十分、締めくくりも不十分。何ひとつまともにできていない。寄付品はすぐに低所得層に分け与えるなりすべきだった」「多額の予算は一体どこに使われたのか」「本当に恥ずかしい。もう二度と国際イベントを招致しないでほしい」など批判の声が続出している。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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