四川・楽山大仏の頭頂部に男性が登る、今年に入って2人目―中国

Record China    2023年9月3日(日) 15時30分

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1日、極目新聞は、中国四川省にある楽山大仏の頭頂部に男性が登るトラブルがあったと報じた。写真は楽山大仏。

2023年9月1日、極目新聞は、中国四川省にある楽山大仏の頭頂部に男性が登るトラブルがあったと報じた。

記事は、あるネットユーザーが1日、同省楽山市にある世界最大級の石仏である楽山大仏に男性1人がよじ登ったとする動画を公開し、注目を集めたと紹介。動画には、白い服を着た男性が大仏の頭頂部に登っており、現場にいた女性が「頭に登っている人がいる」と声を出すと、ほどなく荷物を持って頭から降りようとする様子が映っていたと伝えた。

そして、楽山大仏景区の観光クレーム電話担当者が同日「すでにその情報は受けたが、その後どうなったかはわからない」と回答したほか、現地の公安当局関係者も「すでに知っている。男性はすでに頭頂部から降りており、現在事案の処理中だ」とコメントし、男性がなぜ頭頂部に登ったのか、大仏への損害はなかったかについては回答がなかったとしている。

また、楽山大仏石窟研究院のスタッフによる話として「頭頂部には防護柵があって、管理員が見張りを行っている。9月1日には研究院の職員は大仏で研究作業をしていなかった」と語ったことを伝えた。

記事は、楽山大仏が9世紀頃に完成し、高さ71メートルを誇る世界最高かつ最大の石仏像であると紹介。今年4月にも女性1人が頭頂部に座り込み、観光客に向かって手を振るトラブルが発生しており、警察が女性について精神疾患を患っていたと発表したことを伝えている。

この件について、中国のネットユーザーは「仏の頭に登るということは、この人はもう『頭打ち』ということ」「警察が何らかの処分を下すほかに、仏さまも早晩何らかの『処理』をすることだろう」「古い文化財に対する不敬行為は厳しく罰するべき」「登って一体何がしたかったのかを知りたい」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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