3日、中国の女優ジャン・イーイー（蔣依依）の所得税の申告漏れの話題が浮上し、人気芸能人に相次ぐ脱税行為が再び注目の話題となった。

22歳の女優ジャン・イーイーについて3日、今年2月にその脱税行為を税務局に通報したというネットユーザーが、中国のSNS・微博（ウェイボー）に詳細を投稿。2016年から21年にかけて、個人収入を母親が代表を務める会社を経由して、母親の個人口座に振り込む形で所属税の申告漏れがあったというものだった。また、今年7月に国家税務総局が発行した通知書の内容も掲載しており、そこには所得税および滞納金の計238万元（約4800万元）を7月末日までに受領したことが書かれている。

3日の時点でジャン・イーイー側からコメントなどは発表されていないが、投稿内容が真実だった場合、これまでに脱税が発覚した芸能人の例を見ても、今後の活動に大きく影響するのは必至とする意見がネットでは多い。また、数日前に同じく子役出身の女優ソン・ズーアル（宋祖児）の脱税疑惑が報じられたばかりで、今後の動きが関心を集めている。

ジャン・イーイーは1歳でモデル活動を始め、07年に5歳でドラマ「笑着活下去」に出演して子役女優としての活動をスタート。「最もかわいい子役女優」と呼ばれ、10年の時代劇ドラマ「美人心計〜一人の妃と二人の皇帝〜」などに出演している。最近では、21年のヒット作「贅婿～ムコ殿は天才策士～」で演じた劉西瓜役でも人気を集めている。（Mathilda）