ミュンヘン・モーターショー、中国自動車メーカーが半分近くを占める―独メディア

Record China    2023年9月5日(火) 16時0分

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4日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、今年のドイツ国際モーターショー(IAA)について、中国の自動車メーカーが出展者の半数近くを占めたと報じた。

2023年9月4日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、今年のドイツ国際モーターショー(IAA)について、中国の自動車メーカーが出展者の半数近くを占めたと報じた。

記事は、ミュンヘンで5日に開幕する今年のIAAについて、4日にメディア向けのオープンデーが開催されたと紹介。今回のショーは業界全体の電気自動車へのシフトが焦点であり、特に中国自動車メーカーの欧州市場参入への決意が注目を集めていると伝えた。

また、イーロン・マスク氏率いるテスラも13年から10年ぶりにIAAに復帰して、モデル3の改良型を発表すると伝え、業界関係者からは「通常このようなショーに参加しないテスラがミュンヘンにやってくる対応を見せたことは、世界の電気自動車業界の激烈な競争の表れだ」との見方が出ているとした。


さらに、ドイツ自動車研究センターのフェルディナント・ドゥーデンホッファー氏が「中国の自動車メーカーがIAAを利用してヨーロッパ市場に攻勢をかけようとしている」と指摘したことを伝えた上で、今回IAAに出展したメーカーの41%が中国メーカーであると紹介。一方で、欧州メーカーはIAAに対して非常に低調で、地元ドイツの大手であるフォルクスワーゲン、BMW、メルセデス・ベンツはフランスとの共同出展となっているほか、傘下に14のブランドを持つステランティス・グループに至ってははオペルのみの出展にとどまったと伝えている。

記事は、今年のIAAには約70万人の来場者が見込まれていると紹介するとともに、環境保護団体もモーターショー期間中に一連の抗議行動を実施することを発表していると伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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