Record China 2023年9月11日(月) 16時0分
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中国のサッカー評論家が日本代表の戦術について言及し、大きな反響を呼んでいる。
日本は9日に強豪ドイツと対戦。前半に伊東純也のゴールで先制すると、同店に追いつかれた後には上田綺世のゴールで勝ち越した。終盤には途中出場の久保建英が抜け出し、浅野拓磨のゴールをお膳立て。さらにアディショナルタイムには久保のクロスを田中碧が頭で流し込み、4-1で快勝した。
この試合について、中国のサッカー評論家の董路(ドン・ルー)氏は10日、SNS・微博(ウェイボー)に「日本VSドイツ。ポゼッション(ボール保持)率は33%対67%。日本のサッカーはポゼッションサッカーだと言わないでくれ。パスの回数は336対754。日本のサッカーはポゼッションサッカーだと言わないでくれ。ロングボールの数は48対47。日本のサッカーはポゼッションサッカーだと言わないでくれ」とつづった。
さらに、「ドイツの方こそポゼッションだ。パス成功率は日本より8%も高い91%。結果、パスに死んだ」とし、「では、中国サッカーはまだポゼッションサッカーを学ぶべきなのだろうか?」と問い掛けた。
この投稿にサッカーファンからは「関係ない。ポゼッションサッカーが勝つときもあれば負ける時もある」「日本は基本ポゼッションサッカーだが、ポゼッションしないという選択肢もあるだけ」「ポゼッションサッカーとは(中国のように)ディフェンスラインで意味のない横パスばかりを繰り返すことではなく、日本のように無意味なロングボールは使わずに局面でつないで打開すること。だから、何かにつけてポゼッションを否定するのは違うと思う」といった声が上がった。
また、「そもそも中国にはそんな技術ない」「戦術と技術は違う。中国にはその戦術ができる技術がない」「本当に日本を学び切れればそれはすごいが、怖いのは中途半端で訳が分からなくなること」といった声や、「(マンチェスター・シティ監督の)グアルディオラでさえポゼッションにこだわらずにチャンピオンズリーグを制した。本質に立ち返れば、サッカーとはパスとシュートで得点を奪い合うスポーツ。いかにして相手の得点を阻止し、いかにして自分が得点を奪うか。われわれが考えるべきはそこ」との意見も。
このほか、「確実なのは、日本はドイツやスペインといった強豪相手にはポゼッションを放棄している。次のトルコ戦ではいわゆる『ティキ・タカ』を用いてポゼッション率を上げるだろう。その(日本の)すごさは、戦術を臨機応変に変えられるところ」とのコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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