Record China 2023年9月15日(金) 22時0分
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台湾メディアのNOWnewsは11日、「日本人は台湾に来るのが嫌になったわけではなかった!」と題し、訪台日本人がなかなか回復しない原因について「日本旅行の達人」の見解を紹介した。
記事は、コロナが収束してから各国の観光業界は積極的に準備をし、観光客の復活に期待を寄せているが、台湾では日本人観光客が思うように回復していないと説明。台湾のネット掲示板PTTでは「日本人はなぜ台湾に来るのが好きではなくなったのか」との話題が注目を集めており、2019年12月には22万人余りだった訪台日本人が、今年5月には7万7000人にまで回復したもののコロナ前と比べるとまだ開きがあるとした。
そして、「日本旅行の達人」と呼ばれる旅行ブロガーの林氏璧さんがフェイスブックにつづった見解を紹介。林さんは「19年12月の日本人の海外渡航者171万人のうち、米国に行った人が32万人で最多。その次が韓国で25万人。3位が台湾で22万人だった。今年5月は計67万人のうち韓国が18万人、米国が9万7000人、台湾が7万7000人だ」とデータを示した。
その上で、「日本人の海外渡航者はコロナ前と比べて4~5割程度までしか回復していない」「韓国旅行に行く人の回復が最も早い」「台湾とタイに旅行に行く人の回復ぶりは全体の平均と大差がない」「相対的にハワイに行きたいという人が減っている」の4つのポイントを挙げ、「日本人は台湾に来るのが嫌になったと結論付けるには至らない」と述べた。
また、「為替レートがこれほど悪い(円安)時に台湾に遊びに来たがる日本人は、台湾旅行中毒者になる可能性がある。私たちはこうした観光客を大切にして、心を込めてもてなし、彼らに良い印象を残すよう努力しないといけない。彼らにまた来たいと思わせるように」との考えもつづった。(翻訳・編集/北田)
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