韓国で「第2の全盛期」を迎えたトヨタ、販売台数が急増=韓国ネット「品物が良ければ買う」

Record Korea    2023年9月12日(火) 11時0分

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10日、韓国メディア・毎日経済は「トヨタ自動車が韓国市場で第2の全盛期を迎えている」と報じた。

2023年9月10日、韓国メディア・毎日経済は「トヨタ自動車が韓国市場で第2の全盛期を迎えている」と報じた。燃料高の中、燃費のいい車両の需要が高まり、ハイブリッド車に強いトヨタ(レクサス含む)の韓国内での販売数が増えている。充電料金の値上がり、充電インフラの偏り、相対的な修理費・保険料の高さなどから韓国内で電気自動車(EV)人気が冷めつつあり、ハイブリッド車が再び脚光を浴びているという。

トヨタが先ごろ公開した地域別販売実績資料によると、年初から7月までの韓国内での販売数は1万2643台だった。前年同期比77.1%の増加で、同社が販売数を明示した海外の主要市場(24カ国)のうち、韓国の増加率が最も高かった。海外市場全体の販売増加率は僅か0.96%で、韓国の次に増加率が高かったインドでも32.8%にとどまっている。

韓国内での販売急増の理由には、ハイブリッド車の需要増が挙げられる。同期間に韓国で販売されたトヨタ車のうちハイブリッドモデルは99%を占めている。同社は韓国内でハイブリッド車の比率を年々拡大しており、19年からの日本製品不買運動のあおりを受けた時期も、「ハイブリッド車販売に集中することで逆転の足がかりを築いた」と記事は伝えている。

トヨタが進出した海外市場の中でも、韓国は相対的にトヨタ車の販売数が少ない。昨年、韓国内で販売された新車は約144万台で、このうち約100万台が現代・起亜自動車、16万台がメルセデス・ベンツとBMWだった。残り28万台は約30のブランドがしのぎを削っているが、こうした中でトヨタはハイブリッドモデルにシフトして収益性を改善してきた。記事は「高燃費のハイブリッド車の需要が高まり、トヨタの長きにわたる努力が実を結んだ」と評している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「日本車は故障がないし部品の需給も安定している。反日扇動に踊らされてはいけない」「命を危険にさらす現代自の車を買うくらいならトヨタを買うよ」「品物が良ければ買うというだけ。物に国籍は関係ない」「故障の少ない日本車がいいに決まってる」「日本車を悪く言う人は現代・起亜自の従業員なんじゃないの?。キヤノンやニコンのカメラは国民のほとんどが持ってるし、任天堂やキヤノンのプリンター、日本製のボールペン、日本旅行に対して、車ほど文句を言う人がいる?」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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