杭州アジア大会限定版のスマート高速列車「復興号」がまもなく登場―中国

人民網日本語版    2023年9月12日(火) 10時50分

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杭州アジア大会に合わせて特別生産されたスマート高速列車「復興号」は8両編成で、定員は578人、設計時速350キロとなっている。

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第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)に合わせて特別生産されたスマート高速列車「復興号」は、「中国の特色、浙江の風格、杭州の情緒」と「潤沢江南」をテーマに設計されており、8両編成で、定員は578人、設計時速350キロとなっている。

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この「杭州アジア大会限定版」となる列車の内部と外部のデザインには、杭州アジア大会と江南文化の要素が採用されており、大会ロゴマーク、スローガン、杭州の特色を示す図形、文字がふんだんに組み込まれている。

全車両で高速・低遅延の5Gネットワークを利用でき、旅客は快適なネットサーフィンを楽しむことができる。


また、1号車と8号車の座席に設置されているインテリジェント・インタラクティブ端末は、高速鉄道エンターテインメントセンターやワイヤレスミラーリング、運行情報といった機能を提供しており、旅客は映画や音楽を楽しむことができる。

身体障害者用の4号車はバリアフリーで、通路の幅も広くなっているほか、視覚障害者が座席を見つけることができるよう点字での表示が各所に設置されている。また、バリアフリートイレや車椅子スペース、特大荷物スペースなども設置されている。

列車には、車内の気圧や温度を自動で調整するシステムが導入されており、トンネル通過時に気圧の変化が原因で起こる耳鳴りといった症状を効果的に緩和できるようになっている。


大会開催期間中、スマート高速列車「復興号」は、東南沿海丘陵エリアにある山、丘、河川を越えて、杭州と温州、金華といった競技会場のある都市をつなぐことになっている。各国の選手はこの高速列車に乗り、「中国スピード」で各競技会場を往復することになる。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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