沖縄から持ち帰った魚を食べた女性2人が食中毒に―香港メディア

Record China    2023年9月13日(水) 8時0分

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11日、香港メディア・香港01は、香港で沖縄から持ち帰った魚を食べた女性2人が中毒症状を起こして病院で手当てを受けたと報じた。資料写真。

2023年9月11日、香港メディア・香港01は、香港で沖縄から持ち帰った魚を食べた女性2人が中毒症状を起こして病院で手当てを受けたと報じた。

記事によると、香港衛生署衛生防護センターは11日、友人が沖縄から持ち帰ったバラハタを食した女性2人が腹痛、下痢などのシガテラ中毒症状を呈して病院で治療を受けたことを発表した。

同センターによると、33歳と44歳の女性が9日に自宅で夕食としてバラハタを食べ、それぞれ約2時間後と10時間後に腹痛、下痢、めまい、しびれ、吐き気を発症。翌10日に病院に運ばれて緊急治療室で治療を受けた後、体調が回復して退院したという。

同センターは、シガテラ中毒について「熱帯地方では珍しくなく、主に大型のサンゴ礁の魚の摂取に関連している。バラハタなどサンゴ礁付近に生息する魚は、有毒藻類を食べる小魚をエサとしているため、毒が内臓と中心とした体内に蓄積されている。この魚を食べることで、中毒が起きる」と説明している。

同センターの広報担当者は「シガテラ中毒のほとんどは、長期的な健康被害を受けることなく回復するが、毒素を過剰摂取すれば循環系や神経系に影響を及ぼす可能性がある。毒素は加熱調理しても分解されない」と指摘した上で、バラハタなどの魚はなるべく食べないようにし、特に内臓や卵は避けるとともに、同時に酒やピーナッツなどの豆類を摂取しないこと、症状が出たときには速やかに病院に行くこと、そして出所不明の魚を買ったり食べたりしないようにすることを呼び掛けた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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