日本のドラッグストアで「気まずい場面」に遭遇、台湾人医師が思わず手助け―台湾メディア

Record China    2023年9月17日(日) 8時0分

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台湾メディアのCTWANTは14日、日本のドラッグストアで「気まずい場面」に遭遇した台湾人医師が思わず手助けしたことを報じた。

台湾メディアのCTWANTは14日、日本のドラッグストアで「気まずい場面」に遭遇した台湾人医師が思わず手助けしたことを報じた。

記事によると、台湾人医師の銭政弘氏は先月下旬にフェイスブックで事の経緯をつづった。銭氏は家族と共に日本を訪れた際、妻と一緒にドラッグストアをめぐり、どんな栄養補助食品があるかなどを見て回っていた。すると、ある外国人家族が店員と何やら話しているのが目に入った。

外国人の母親は点鼻薬を手に若い店員に英語で話しかけていたが、店員はほとんど英語が分からず困惑した様子だったという。「見ていられなくなった」という銭氏は思わず間に入り、何事かと尋ねた。すると外国人らは「子どもが風邪をひき鼻が詰まっているため点鼻薬が欲しいが、ハーブなどのリラクゼーション用ではなく医療用成分が含まれている物がいい。(手にしている)この商品でいいか確認したい」と語った。

銭氏は英語で「日本の薬には3種類あり、今お持ちの点鼻薬は第2類医薬品で抗ヒスタミン成分が入っているため問題ないですよ」と返答。用法用量や使用上の注意なども併せて説明すると、理解した外国人らは安心したのか笑顔を見せたという。

銭氏は「彼らは通りすがりの私が医学の知識を持っていたので驚いたことだろう」とつづり、日本の若い店員さんから感謝され、そばにいた中国人の店員からも英語が上手だと称賛されたことを報告。「日本語を読んだり、英語を話したりすることは台湾人にとっては大きな問題ではない。私たちの最大の長所は、人を助けたいという気持ちなのだ」とつづった。

この投稿に、ネットユーザーからは「素晴らしい」「台湾の光だ」「国の栄誉になりましたね」「あなたに偶然出くわすなんて(外国人は)ラッキーだ」「台湾人の誇りです」「台湾人は友愛の心を持っている」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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