イーロン・マスク氏「台湾は中国の一部」、中国ネット「テスラ買おう」、台湾外交部「台湾は非売品」

Record China    2023年9月15日(金) 7時0分

拡大

テスラCEOのイーロン・マスク氏の台湾をめぐる発言が注目を集めている。

テスラCEOのイーロン・マスク氏の台湾をめぐる発言が注目を集めている。

マスク氏は12日のポッドキャストの番組で「中国のことはよく理解している」とし、台湾について「(米国にとっての)ハワイのようなもので中国の不可分の一部」と語った。

この発言に中国のネットユーザーからは「称賛する。台湾独立を支持する外国企業は今に見ていろ」「正しい政治認識だ」「マスク氏は身の処し方を分かっている。テスラを買うことを支持する」「マスク氏の事業には上海工場への支援が欠かせない。恩に報いる発言だ」など称賛の声が上がった。

一方、英紙インデペンデントはマスク氏の発言について「ハワイは米海兵隊の侵攻を受け1898年に正式に米国に併合されたが、米国の一つの州であることは間違いなく、係争地ではない。一方、中華民国政府はいまだに自らを独立国家であると主張しており、台湾における事実上の支配権を有している」と指摘した。

また、台湾外交部のX(旧ツイッター)アカウントは「マスク氏には中国共産党にXを同国民にオープンにするよう要請してほしいものだ。もしかすると彼はこのプラットフォームが封殺されているのは良い政策だと考えているのかもしれない。彼がスターリンク(衛星通信サービス)の使用を拒否して、ウクライナロシアへの反撃を妨害したように」と皮肉り、「よく聞け。台湾は中国の一部ではないし、非売品だ!」と訴えた。

このほか、台湾の蕭美琴(シアオ・メイチン)駐米代表も「台湾は多くの製品を販売しているが、自由と民主は絶対に売らない」と強調した。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携