人民網日本語版 2023年9月18日(月) 20時0分
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中国の消費者の金への情熱が冷めることはなく、若者は新たな資産運用スタイルである「グラム単位の金商品投資」に熱中している。
金の価格が高騰し、中国の小売市場で1グラム600元(約1万2000円)の大台を突破した。それでも消費者の金への情熱が冷めることはなく、若者は新たな資産運用スタイルである「グラム単位の金商品投資」に熱中している。
金を取り扱う店を取材すると、金価格の持続的な高騰にもかかわらず、消費者はこれまでと同じように絶え間なく来店する。常に金商品を買っているという李さんは、「金価格は最近、高い水準にあるが、長い目で見ると金価格は上昇傾向にある。その上、中国の伝統的な習慣では、結婚などの節目に金のアクセサリーが必需品になるので、必要であれば買うべきだ」と話す。
SNSプラットフォームを検索してみると、多くのネットユーザーが自分の購入した数グラムの金の写真や動画をアップしている。粒状の金商品「金豆」を透明なガラス瓶にいっぱいになるまでこつこつ集めた人もいて、「金豆」は今や若者に人気の資産運用方法となっている。
「金豆」は通常、約1グラムの金を指し、加工料金がかからないため、金市場の動きがそのまま価格に反映される。数十グラムや100グラム以上のインゴットに比べ、1グラムの金の粒は購入のハードルがぐっと下がるため、金投資をしたい若者に始めるきっかけを与えている。
「中国黄金ジュエリー消費調査白書2021」によると、金を扱う店の消費層のうち、25~35歳の若い世代が7割を超えている。うち若者が金を買う時の重要なルートはECで、数グラムの金商品の人気が出ると、多くのジュエリー商品プラットフォームが大手ECサイトに開設した旗艦店で「金豆」や種状の金商品「金の瓜の種」などを取り扱うようになった。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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