脱税発覚のユエン・ビンイエンは完全封殺か、ドラマ4作品も先が見えず

anomado    2023年9月18日(月) 23時20分

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脱税が報じられた中国の女優ユエン・ビンイエンについて、衛星テレビ局各社のSNSからすでに名前が削除され、配信待機中のドラマ4作品も先の見えない状態に陥っている。

脱税が報じられた中国の女優ユエン・ビンイエン(袁冰妍)について、衛星テレビ局各社のSNS・微博(ウェイボー)からすでに名前が削除され、配信待機中のドラマ4作品も先の見えない状態に陥っている。

ユエン・ビンイエンに脱税の話題が持ち上がったのは昨年7月のことで、法定代表者となっていた重慶麗妍文化伝媒有限公司に追徴税や罰金が科せられたことが分かった。さらに今月16日、国家税務局がウェイボーでユエン・ビンイエンに対する税務調査について報告する長文を投稿。脱税行為があったことを記した内容では、ユエン・ビンイエンと麗妍文化に追徴税や罰金など合計430万元(約8700万円)の支払いを科したことを明らかにしている。

ユエン・ビンイエンは16日朝までウェイボーに投稿を行っていたが、現在はすでに投稿やコメントを禁じられる「禁言」状態となっている。また、湖南衛星テレビ、東方衛星テレビといった大手テレビ局のウェイボーからはユエン・ビンイエンに関する情報や動画が全て削除されている。

昨年7月以降、封殺状態が続くユエン・ビンイエンだが、当時すでに撮影を終えていたドラマは、ウォレス・チョン(鍾漢良)と共演した「傾城亦清歓」や、リウ・シュエイー(劉学義)と共演の「落花時節又逢君」など計4作品を数える。しかし、この不祥事によって今後も配信のチャンスは巡ってこない可能性が高いとみられている。

中国メディアによると、ユエン・ビンイエンに所得税の未納分が最初に発覚したのは2019年のこと。当時、追徴税や罰金を支払った後、すぐに今回の利益の受け皿となった麗妍文化を登記申請していることなどから、報道ではその悪質性も指摘している。(Mathilda

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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