iPhone15を日本で購入する韓国人が増加?=韓国ネット「本末転倒」「プライド文化を反省」

Record Korea    2023年9月19日(火) 18時0分

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16日、韓国メディア・アジア経済は「米アップルがiPhone15シリーズを発表したが、韓国内よりも安い値段で発売される日本で購入しようという人が増えている」と伝えた。写真はアップルストア。

2023年9月16日、韓国メディア・アジア経済は「米アップルiPhone15シリーズを発表したが、韓国内よりも安い値段で発売される日本で購入しようという人が増えている」と伝えた。

記事によると、韓国でのiPhone15シリーズの基本モデルの価格(128GB)は125万ウォン(約13万9000円)と設定されている。しかし、米国での販売価格は799ドルで、現在のウォン・ドル相場だと約106万273ウォン、ここに10%の税金を加えると116万6300ウォンとなり、「実質的にはかなり値上がりしたことになる」と記事は指摘している。このため、iPhone関連のネット上のコミュニティなどでは、「日本に旅行した時にiPhone15を買うことを考えている」という声や、日本での購入方法についての質問が相次ぎ投稿されている。iPhone15購入目的で日本に行く計画を立てている人も多いという。

日本のアップル公式サイトでは、iPhone15 Pro(256GB)は17万4800円(約157万ウォン)となっているが、アップルコリアでは同一モデルが170万ウォンで、日本の方が約13万ウォン安い。

韓国では以前から、アップルによる「韓国冷遇」が話題となっており、17年のiPhoneⅩから昨年のiPhone14まで、新型シリーズが発売されるたびに韓国内での値段をめぐる論争が起きている。今回の15シリーズの第1次販売国からも韓国は除外されている。業界では「韓国の消費者はアップルへの忠誠心が強く、高値に策定しても購買層は離脱しないと考えられている」「韓国では値段が高い方がよく売れるという認識があることも一因だ」との声が上がっているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「航空機代は無料なのか?。本末転倒だな」「韓国に持ち込む時に関税がついたら同じだろうに」「いくらの違いがあるとか、せこい計算するのはやめようよ(笑)」「韓国よりずっと高い値段で売ってる国の方が多い」「まるで韓国の値段が世界で一番高いような書き方だが、むしろ安い部類に入るでしょ」「韓国が第1次販売国から除外されているのは単にホワイトリスト(輸出審査優遇国)制度のせい」などの声が寄せられている。

また、「サムスンのスマホも米国の方が安く売ってるんじゃないの?。アップルだけが韓国をカモにしているわけではない」「何でも高価な物、大きい物がいいと思ってる意味のないプライド文化を反省しよう」といったコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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