杭州アジア大会の開会式の花火はデジタルに―中国

人民網日本語版    2023年9月19日(火) 22時30分

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杭州アジア大会の開会式が23日夜、杭州オリンピック・スポーツ・エキスポセンターで開催される。実物の花火は打ち上げず、デジタル花火を使うという。

第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)の開会式が23日夜、杭州オリンピック・スポーツ・エキスポセンターで開催されることになっている。これまでの数回のリハーサルで大会恒例の花火の打ち上げがなかったことについて、開会式の総監督を務める沙暁嵐(シャー・シャオラン)氏は17日、大会メーンメディアセンターで、「開会式で実物の花火は打ち上げない」とし、「デジタル花火を使って、開会式のハイライトを盛り上げる。観客はこれまでに体験したことのない角度で、史上前例を見ない美しい花火を見ることになるだろう」と説明した。杭州日報が伝えた。

「実物の花火を打ち上げないというのは、一大決心だった」とする沙氏は、「『グリーン、スマート、節約、文明』という大会コンセプトに合わせた。開会式のハイライトにおいて環境保護という理念を伝え、世界に向けて、中国は責任感が強い大国であることをPRする」と説明した。

今大会では、開会式で実物の花火の代わりにデジタル花火が採用されるほか、メーンの聖火台にもグリーン燃料が採用されており、「ゼロカーボン」を実現している。

実物の花火が打ち上げられないからといって、お祝いムードに水が差されるわけではない。沙氏は、「会場では3Dアニメーション、拡張現実(AR)といった技術が駆使され、きらびやかな花火がテレビの視聴者と会場の観客の前に出現する。各種の情熱的な音の要素も集め、視覚効果と組み合わせて、実物ではなくても実物そっくりの花火ショーを披露する計画だ。数回のリハーサルを通して、こうした効果をすでに得られている」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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