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2日、タイ軍事政権は約233億ドルを投じ、2021年までに2本の高速鉄道を建設する。今回のプロジェクトにより、中国が地域内でさらに影響力を強めるだろうと分析されている。写真は昆明駅。
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2014年8月2日、英紙・ガーディアンのウェブサイトは「タイ軍事政権が中国と接続の鉄道プロジェクトを承認」と題した記事を掲載、約233億ドルを投じて、2021年までに2路線の完成を目指すと伝えた。今回のプロジェクトにより、中国が地域内でさらに影響力を強めるだろうと分析されている。中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。
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高速鉄道はそれぞれアユタヤ−チエンラーイ路線と、ラヨーン−ノーンカーイ路線が計画されている。両路線は中国の雲南省に直通し、今回の計画は中国が展開する「高速鉄道外交」の一部分であるとみられている。
中国は全長3000キロメートル、昆明からラオス、タイ、マレーシアを経由してシンガポールを結ぶ鉄道の建設を計画している。
オーストラリア国立大学アジア太平洋学部のジェフ・ウェイド教授は、高速鉄道は東南アジアのビジネスのあり方を根本的に変化させる可能性があると指摘し、「大陸国家の人々は、高速鉄道の利便性によって、昆明は列車で数時間の“ご近所”になることに気づいた。そうなれば、昆明は大メコン経済圏の中心となり、事実上東南アジア大陸部の首都となるだろう」と語った。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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