人民網日本語版 2023年9月21日(木) 10時30分
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古都・北京の中心を南北に貫く中軸線の北端に位置する中国考古博物館が15日に正式に開館し、一般公開がスタートした。
古都・北京の中心を南北に貫く中軸線の北端に位置する中国考古博物館が15日に正式に開館し、一般公開がスタートした。展示ホールに最初に足を踏み入れた来場者らは、中国の歴史・文化の魅力を心ゆくまで味わい、中華文明の輝きに見入っていた。人民日報海外版が伝えた。
同館は中国歴史研究院が設立した中国初の「考古」を冠した国家級専門博物館。「歴史中国、鼎鋳文明(悠久の歴史ある中国、文明の形成)」をテーマに、「倉庫式の陳列スタイル、没入型の体験」を特色とし、展示、収蔵・保護、学術研究、宣伝・教育を一体化した。常設展示ホールの面積は7000平方メートル以上あり、展示物は6000点を超え、常設展示には「文明の起源」、「中国に住まう」、「大国の統一」、「諸方を融和」、「民族の覚醒」の5つの専門テーマが設けられている。
同館に展示されている出土品の文化財はどれも考古学のフィールドにおけるトップレベルの逸品であり、陳列された貴重な古書はすべて中国歴史研究院の所蔵品だ。発見されたはるか昔の遺物から仰韶文化まで、二里頭遺跡から「湘江評論」まで、同館は立体的方式によって、中華民族がいばらの道を切り開いて突き進み、大きく発展した歴史の道のりを詳しく紹介している。原始社会から奴隷制社会、封建社会、そして近代に至るまで、同館はパノラマ方式によって、中国が統一を果たして多民族国家へと発展した軌跡を明らかにしている。文明の起源から民族の復興まで、同館は壮大な叙事スタイルによって、中華民族が揺るぎない決意の下、奮闘し続けてきた歴史の道のりを私たちに見せてくれる。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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