日本大使館に40万件の迷惑電話、中国外交部が反論「事件の焦点ずらすな」

Record China    2023年9月22日(金) 11時0分

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中国外交部は21日の定例会見で、「日本大使館に40万件の迷惑電話がかかってきている」との情報についてコメントした。写真は北京の日本大使館。

中国外交部は21日の定例会見で、「日本大使館に40万件の迷惑電話がかかってきている」との情報についてコメントした。

同日の会見で、記者から「福島第一原発の処理水海洋放出後、中国の日本大使館にはおよそ40万件の迷惑電話がかかってきており、発信元は中国本土であり、一部には脅迫的な内容もあるようですが、中国側のコメントは?」との質問が出た。

これに対し、会見を担当した毛寧(マオ・ニン)報道官は「中国は一貫して、法に基づき、各国の駐中国大使館・領事館の安全と中国にいる外国人の合法的権益を保障している」と主張した。

その上で、「私が知るところによると、駐日中国大使館・領事館には最近、日本国内からの大量の迷惑電話を受け、正常な稼働が著しく妨害されている」とし、「われわれは日本側に対し、中国大使館・領事館、在日機関、企業、公民、観光客の安全を保障し、世論を正しく誘導し、騒ぎ立てるのをやめ、事件の焦点をずらそうとしたり、自国の(処理水)海洋放出という誤った行為を覆い隠そうとしたりしないよう促す」と述べた。

中国側は過去にも迷惑電話について問われた際、「駐日中国大使館にもかかってきている」などと主張していた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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