9月23日に浙江省杭州市で開幕する第19回アジア競技大会（アジアパラ競技大会）の準備状況を説明する記者会見が20日に大会メインメディアセンターで開かれた。その席で試合器材や設備、運営チームなどを含む全ての準備がすでに整っていることが明らかにされた。新華社が伝えた。

今大会の組織委員会執行秘書長を務める陳衛強（チェン・ウェイチアン）報道官は「準備は万全。世界に向けて、中国の特色、アジアの風格を備え、光り輝くスポーツの祭典が演出されることになるだろう。今大会の試合会場54カ所、練習施設30カ所は全て完成し、検査もクリアしている。またこれまでに53回のテストマッチ、開会式の杭州オリンピックスポーツセンタースタジアム（別名『ビッグロータス』）の10万人ストレステストなども終わっている」と説明した。

選手村やサブ選手村5カ所、選手宿泊用ホテル3カ所の運用もすでに始まっており、中国国内外の選手5000人以上がすでに杭州入りしている。開催期間中、選手村では3万人以上の選手、代表チーム関係者、テクニカルオフィサー、報道陣に、宿舎やレストラン、交通、文化、テクノロジー、医療、商業といった面のサービスが提供されることになっている。（提供/人民網日本語版・編集/KN）