浙江省杭州市は初秋を迎えましたが、今も枝や葉には勢いがあって花も咲き乱れており、秋は穏やかなそよ風だけを通して人々にあいさつを送っています。杭州市では第19回アジア競技大会が開幕した上に、中華人民共和国の成立を記念する10月1日の国慶節を迎えるために、市内にはさまざまな飾りつけが施されて祝賀ムードが高まり、ますますにぎわいを見せています。

広東省で暮らす劉さんは、安徽省の実家に帰省して休暇を過ごす予定だったのですが、杭州市に立ち寄って友人と会うことにしました。劉さんは、「アジア大会の開幕を前から知っていたので、友人と会って、同時にアジア大会と国慶節の二重の喜びの雰囲気を味わってみたい」と語りました。それでも、国慶節連休で特に大切なのは、実家に戻って両親のそばにいることとのことです。

地元の杭州市の小学生の許さんは、「アジア大会があるので外国人が増えた。外国人と仲良くしたい。外国人には国慶節期間中にも、中国の姿をたくさん味わってほしい。私は連休中に家でアジア大会の試合を見る」と語りました。

杭州市内の大学に在籍する学生の鄭さんは、「国慶節の休みには、実家に戻って、陸上競技をしっかり観戦できると期待している。陸上競技に関心がある」と言いました。（提供/CRI）