ベトナムの漁業監視船が武器配備へ=中国は「常識外れ」と非難、漁民に警戒呼びかけ―中国メディア

Record China    2014年8月5日(火) 8時35分

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1日、ベトナム政府はこのほど漁業監視部隊の管理下にあるすべての船舶に対し9月15日から武器を配備するように命じた。写真はベトナムのダナン。

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2014年8月1日、ベトナムメディアによると、ベトナム政府はこのほど漁業監視部隊の管理下にあるすべての船舶に対し9月15日から武装を配備するように命じた。漁業監視部隊員は拳銃や自動小銃を装備し、漁業監視船へは軽機関銃、機関銃などが配備される。4日付で環球時報が伝えた。

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これに対し中国海洋発展研究会の専門家は「漁業監視船の武装は国際条例に反している。ベトナム政府の小心ぶりの現れだ。通常、漁業監視船の任務は違法操業の取り締まりであり、武器を持たない漁民に対して漁船監視船は武器を配備するべきではない。中国の漁船監視船も武装しておらず、特殊な状況下でのみ高圧放水を行うだけだ」と述べた。

ベトナム漁業監視部隊は今年4月に設立され、監視や違法操業への対応を行っている。中国側も昨年7月に海警局を設立していた。上述の専門家は「法律上、中国の海警局は海洋警察なので武装も可能だが、実際は武装していない」と語り、ベトナム漁業監視船の武装を常識外れだと非難。同時に中国漁民に対し警戒を強めるように呼びかけた。(翻訳・編集/YM)

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