iPhone15の品質問題がサムスンには逆転の好機に?=韓国ネット「サムスンの時代が来る」

Record Korea    2023年10月1日(日) 22時0分

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29日、韓国メディア・韓国経済によると、米アップルが発売したばかりのiPhone15に発熱問題が浮上しており、「サムスン電子が反射利益を得る絶好のチャンス」だとの声が上がっている。

2023年9月29日、韓国メディア・韓国経済によると、米アップルが発売したばかりのiPhone15に発熱問題が浮上しており、「サムスン電子が反射利益を得る絶好のチャンス」だとの声が上がっている。

記事によると、「iPhone15 Pro」「iPhone15 Pro Max」で特定のアプリ使用時、充電時、通話時などに本体が異常に熱くなると指摘されている。原因は明らかになっておらずアップルも公式なコメントを出していないが、一部ではアップルが設計し台湾TSMCが3nm工程で量産した半導体アプリケーションプロセッサ(AP)の性能問題が原因ではないかと分析されているという。

アップルはサムスン電子と世界のスマートフォン市場で激しく争っているが、今回のことがiPhone15の販売に否定的に影響することは避けられないとみられる。発熱の根本的原因がAPと判明すれば、TSMCも責任論を免れない。

世界のスマホ出荷量トップはサムスン電子で、今年4~6月期のスマホ出荷量は5390万台、シェア19.8%を記録した。一方、アップルは4200万台、15.4%にとどまった。サムスンの「Galaxy Z Fold」「Flip5」、アップルの「iPhone15」の売れ行き次第で、この順位はいつでも覆ると思われる。また、TSMCはファウンドリ事業で市場シェア50%以上を維持する世界のトップ企業だが、サムスン電子も19年からファウンドリを次世代事業として育成している。

「iPhone15」発熱問題で、国内外の消費者からは「iPhone15の購入をためらう」といった反応が出ている。半導体業界でも「発熱問題が続けばTSMC 3nm工程の信頼度はかなり低下する」「サムスンの3nm工程に顧客が移る可能性もある」との声が上がっており、サムスン電子が「反射利益」を得る見通しが広がっているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「これでアップルとTSMCが沈み、サムスンが浮上するね」「ナイス。ついにチャンスが来た」「サムスンが逆転する絶好の機会だ」「アップルのスマホなんてごみみたいなもの。やっぱり韓国サムスンのスマホが最高だよ」「TSMCの技術不足だね。サムスンの時代が到来するぞ」「サムスン電子、応援してます。頑張れサムスン、大韓民国!」など、喜びのコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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