Record Korea 2023年10月1日(日) 17時0分
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28日、韓国メディア・韓国経済は「日本ではこの1~2年で食料品が値上がりしており、『韓国より安い』は昔の話になった」と伝えた。
2023年9月28日、韓国メディア・韓国経済は「日本ではこの1~2年で食料品が値上がりしており、『韓国より安い』は昔の話になった」と伝えた。
記事は「東京都心部のコンビニに行くと物価の急騰を実感できる」として、各種商品の値上がり状況を紹介している。昨年5月までは1個平均155円で販売されていた日清カップヌードルが現在は201円になり、「100円台では買えなくなった」としている。20年8月には512円だった幕の内弁当は今年7月現在、616円まで上昇。「5000ウォンで食べられるランチがほぼ姿を消した韓国とは違い、日本では1~2年前まで500円のワンコインランチが少なくなかったが、最近ではそれもあまり見られなくなった」と伝えている。
また、東京・江東区の大型スーパーを例に、食パンは昨年初めの416円から508円に、うどんが同284円から340円になるなど、麺類やパンなどが多く値上がりしていると紹介。原因は小麦粉と食用油の価格高騰だと説明している。小麦粉(日清フラワー粉1キロ)は263円(21年12月)が324円に、サラダ油(日清キャノーラ油1000グラムは)270円(21年3月)から475円に、しょうゆ(キッコーマンしょうゆ1リットル)は259円(昨年2月)から318円に、マヨネーズ(キューピー450グラム)は232円(21年6月)から359円になっており、「恐ろしく値上がりしている」「頭の数字が全て変わった」としている。
さらに、16年には1197円だったサントリー角瓶は今年6月には1437円、僅か1カ月後の7月には1742円に値上がりしていることも伝えている。韓国のハイボール愛好家は、これまで「日本では1本1万ウォン台で買えるウィスキーが韓国では6万~7万ウォンになる」とこぼしてきたというが、「もはや角瓶も1万ウォン台ではなくなった」と強調している。
記事は主要食品価格の動向をグラフにして掲載し、共通しているのは「過去20年近く横ばいだったが、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった昨年2月を前後して急騰している」ことだと指摘。「横ばいのグラフの長さが、これまでいかに日本の物価が上がっていなかった、どれほど短期間で物価が上がったかを示している」「跳ね上がったグラフは、日本人が日常で感じている衝撃と比例する」と伝えている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「それでもまだ日本は安いよ。韓国の物価はどうしてこんなに高いんだ?何とかしてくれ…」「でも日本のコンビニで売ってるコーラは韓国の半額ぐらいだ。韓国より高い物も安い物もある。特定の商品だけを例に挙げて、日本の物価は高いと言うのは性急だと思う」「物価急騰といっても、韓国ほどじゃないだろう。韓国ではもう下限が1万ウォンの時代だ」など、「それでも韓国よりは安い」というコメントが多数寄せられている。
また、「韓国の食品価格も大変なことになっているのに、よその国の話をしている場合ではない」といった声も多く、「韓国より豊かな国の物価が韓国より安いってどういうことだよ」「韓国は物価だけはそのうちニューヨークに追いつきそうだ」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)
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