Record Korea 2023年10月7日(土) 9時0分
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4日、韓国・毎日経済は「韓国でうつ病と不安障害に苦しむ人が増えている」とし、「特に30代未満の患者が目に見えて増加している」と伝えた。資料写真。
2023年10月4日、韓国・毎日経済は「韓国でうつ病と不安障害に苦しむ人が増えている」とし、「特に30代未満の患者が目に見えて増加している」と伝えた。
記事によると、18年から23年5月までにうつ病と不安障害で治療を受けた患者の数は906万1000人を超えた。年齢別では60歳以上が約334万人で最も多く、女性が約580万8000人で64%を占めた。
うつ病と不安障害の治療を同時に受けた患者も約55万人に達した。昨年にうつ病や不安障害の治療を受けた患者の数は約175万5000人で、コロナ禍前の19年と比べると23.1%増加したという。
また、30代未満の患者は19年の24万2344人から昨年は36万3637人に約50%も増えたという。
韓国与党「国民の力」のパク・チョンホン議員は「コロナ禍の長期化により社会的不安と憂鬱感が若者を中心に拡散した」「過熱する受験・就職競争へのストレス、社会的両極化の深刻化などが原因とみられる」などと分析。「5年間で国民の5分の1ほどがうつ病と不安障害により治療を受けたが、これに関する政府の対策は不十分だ」と指摘したという。
これを受け、韓国のネットユーザーからは「なぜコロナのせいにする?。インスタグラムのせいだよ」「インスタを見て他人の偽りの人生をうらやんでばかりいるから憂鬱(ゆううつ)になる」「男女関係なく、SNSをやめるべきだ」「バラエティ、SNS、ドラマに問題がある」「人口激減、犯罪増加、甘すぎる処罰、麻薬のまん延、うつ病患者の急増…。このままだと韓国は滅びそう」などの声が上がっている。
一方で「昔は治療を受けに行く人がほとんどいなかったけど、最近は増えている。これは良い現象だ。英米圏では治療を受けるのが当たり前」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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