2023年10月6日、韓国・ヘラルド経済によると、アジア大会（中国・杭州）サッカー男子準決勝でウズベキスタンの選手らが韓国の選手らに数々のラフプレーをしたことが問題となる中、荒いタックルでレッドカードを受けたウズベキスタン選手のSNSが韓国のネット上で話題となっている。

韓国の複数のオンラインコミュニティーに同日、ウズベキスタンMFアブドゥラウフ・ブリエフのインスタグラムの一部を写した画像が掲載された。

ブリエフのインスタグラムはメイン画面から太極旗（韓国国旗）が登場する。太極旗の画像のストーリーズハイライトを見ると、京畿道の水原（スウォン）駅で撮られたブリエフの写真が表示され、写真には「水原駅」との文字と太極旗のスタンプが押されている。

記事は「写真は昨年9月に京畿道の華城総合競技タウンで行われた韓国対ウズベキスタンの親善試合のときに撮影、掲載されたものとみられる」としている。

ブリエフは今月4日に行われた韓国とのアジア大会サッカー男子準決勝で暴力的な態度を見せ、韓国のネットユーザーから「やくざサッカー」「試合にも負け、マナーも負けた」などと非難を浴びていた。ブリエフは後半28分にチョ・ヨンウクに荒いタックルをし、警告累積で退場となった。

しかし、ブリエフのインスタグラムを見た韓国のネットユーザーからは「非難のメッセージを送ろうと思っていたのに、太極旗を見て気持ちが和んだ」「太極旗が強力な盾になっている」「次からは気をつけてね。これが韓国人の情というやつだよ」「何か過ちを犯したら、相手国の国旗をSNSに上げればいいのか」「メインにあるのが日本国旗だったら大変なことになっていただろう（笑）」などの声が寄せられている。（翻訳・編集/堂本）