中国周辺海域の紛争、「中国は挑発者ではない、挑発にやむを得ず対処しているだけ」―中国外交部

Record China    2014年8月5日(火) 23時20分

拡大

4日、中国外交部国境・海洋事務局の易先良副局長は、北京で記者団に対し、中国の周辺海域で起きている紛争について「原因は中国側にはない」との立場を強調した。写真は南沙諸島に駐留する中国軍。

(1 / 2 枚)

2014年8月5日、新京報によると、中国外交部国境・海洋事務局の易先良(イー・シエンリアン)副局長は4日、北京で記者団に対し、中国の周辺海域で起きている紛争について「原因は中国側にはない」との立場を強調した。

その他の写真

易氏は、中国の海洋活動について「誇張、加熱報道、政治化されている」とした上で、「中国周辺の地政学は複雑だが、総体的には平穏だ」と指摘。

その上で、「中国はもめ事を起こしたり挑発行為をしてはいないが、挑発に対しては対処しなければならない」と述べ、周辺海域での紛争は中国側によるものではないと強調した。

南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島については「中国固有の領土であり、生活環境の改善に向け、島上に施設を建設する権利がある」と強調。「中国が何をするかは政府が決めることだ。政府は自らの仕事を止めることはない」と述べた。(翻訳・編集/NY)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携