コスパに優れる中国製EV、北欧市場でゲームチェンジャーに―フィンランドメディア

Record China    2023年10月11日(水) 14時0分

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フィンランドメディアのヘルシンキ・タイムズは8日、「コスパに優れる中国製電気自動車(EV)が台頭、北欧の消費者にとってゲームチェンジャーに」との記事を掲載した。

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フィンランドメディアのヘルシンキ・タイムズは8日、「コスパに優れる中国製電気自動車(EV)が台頭、北欧の消費者にとってゲームチェンジャーに」との記事を掲載した。中国紙・環球時報が10日付で紹介した。

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同記事は「過去2年間、中国のEVブランドはフィンランド、スウェーデンノルウェーでよく目にするようになっている。これは北欧に限ったことではなく欧州全体に広がっており、消費者にEVを提供する特別な機会を提供している」と述べた。

その上で、「中国のEV化への注力は環境対策だけではなく、世界の自動車産業において主要なプレイヤーになることを目指すものでもある。今や中国の自動車メーカーはただEVを生産するだけではなく、高品質・低価格を重視している」とした。


また、「中国製EVにはポルシェのような豪華なロゴもなければ、テスラのような洗練された技術もないかもしれない。しかし、計算高い消費者があふれる広大な市場に訴求している。欧米自動車メーカーのEVはハイエンドであり、手ごろな価格帯のEVには空白地帯を残している。中国メーカーはこの部分をカバーしようとしている」と述べた。

さらに、「中国東風汽車傘下のブランド『嵐図』はまもなくフィンランドでSUVを発売しようとしており、このモデルはハイエンドEV市場を一変させるとも言われている」と指摘。一足早くフィンランドに進出したBYDのフィンランド担当マネージャーが「多くのドライバーは中国車に先入観を抱いているが、判断を下す前に体験してみるべきだ」と語ったことを紹介した。

記事は、仏ステランティス・グループのカルロス・タバレスCEOの「欧州で製造されたEVは中国製EVよりも約40%割高になっている。こうした価格差は、欧州の中流層に中国製EVへの選択を促す可能性がある」との言葉を紹介した上で、「欧州で中国製EVはまだ高く評価されていないかもしれないが、手ごろな価格でEVを所有したいと考える人たちに現実的な選択肢を提供している」と論じた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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