日本で生まれたジャイアントパンダのシャンシャン（香香）の中国での一般公開が8日に始まった。

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シャンシャンはリーリー（父）とシンシン（母）の間に誕生したメスのジャイアントパンダ。当初は2020年12月に中国に返還される予定だったが新型コロナウイルスなどの影響で延期され、今年2月21日に生まれ育った東京・上野動物園から中国・四川省のジャイアントパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地に返還された。

このほど公開された映像では、敷地の中を歩き回ったり、竹を食べたりするシャンシャンの元気な姿が映っており、「（新型コロナの）隔離期間後、飼育員の丁寧な世話を経て、やや恥ずかしがり屋だったシャンシャンも徐々に雅安碧峰峡基地での生活環境に適応した」と紹介されている。

また、別の動画では展示スペースの前のプレートに「香香 性別：メス 出生日：2017年6月12日 出生地：日本・東京上野動物園」と詳しい説明が書かれている様子も確認できる。

人民日報は10日にシャンシャンの9枚の最新写真を公開した。ネットユーザーからは「かわいい！ミッキーみたいな耳」「この子の耳、はははは」「大きな耳。かわいい」「萌える～シャンシャン」「ようこそ、シャンシャン」「かわいすぎる」といったコメントが寄せられている。（翻訳・編集/北田）