Record China 2023年10月11日(水) 11時0分
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10日に行われたサッカーの国際親善試合の中国対ベトナム戦で、ベトナム選手の危険なプレーをきっかけに中国選手がベトナム選手の胸ぐらをつかむシーンがあった。
問題のシーンは中国が1-0でリードした86分。中国のDFティアス・ブラウニング(中国名:蒋光太)が前線にボールを蹴り出した直後、遅れてチャージに行ったベトナム選手の肘がブラウニングの首のあたりに入った。怒ったブラウニングは立ち上がるなり、ベトナム選手の胸ぐらをつかんで詰め寄った。
この状況を見た双方のチームメイトや審判が駆け寄って止めに入り、会場は騒然となった。主審はベトナム選手にイエローカードを提示したが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入がありレッドカードに訂正された。なお、試合は中国が2-0で勝利した。
サッカー専門アカウントの中超球評は「ベトナム選手は試合にも負け、人としても負けた。蒋光太はこれまでずっと落ち着いており、今回珍しく荒っぽい反撃に出たのも、相手を恐れないという覇気と気概を見せつけるものだった」などとブラウニングの行為を擁護した。
中国のサッカーファンからは「これは悪質」「完全に肘が入ってるからな」「レッドカードは当然」「蒋光太は気概を見せた」といったコメントが多く寄せられる一方で、「サッカーで負けるのはいいが、ケンカで負けたらだめ(笑)」とやゆする声や、「(中国代表は)サッカーは下手くそなくせに気性だけは荒い」「こういう状況って一般的に双方が退場になるんじゃないか」との声も見られた。(翻訳・編集/北田)
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