「中国人侮辱ポーズ」、エストニア選手ら2人が中国でのロードレース大会から排除―香港メディア

Record China    2023年10月12日(木) 15時0分

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中国・広西チワン族自治区で行われた自転車ロードレースの大会でエストニア選手らが出場停止となった。

中国・広西チワン族自治区で行われた自転車ロードレースの大会でエストニア選手らが出場停止となった。香港メディアの香港01は12日付の記事で「中国人への侮辱的なポーズ」が原因だったと報じた。

報道によると、3年ぶりとなるUCI(国際自転車競技連合)ワールドツアーの広西チワン族自治区大会(ツアー・オブ・広西)が12日から開かれるが、同大会に出場予定だったエストニア人選手のマディス・ミケルス(Madis Mihkels)がレース前日のトレーニング中に目じりを指で引っ張る「細目ポーズ(釣り目ポーズとも)」をし、その様子をチームメイトのベルギー人選手ヘルベン・タイッセン(Gerben Thijssen)が撮影してインスタグラムに投稿した。

この写真が人種差別ではないかとネット上で物議を醸すと、2人が所属するアンテルマルシェ・サーカス・ワンティはこの行為を非難する声明を発するとともに、両選手の出場を撤回することを表明。声明で「両選手の行為及びSNSに投稿された画像について、心からお詫び申し上げる。中国国民、ファン、広西チワン族自治区政府、中国自転車競技連盟、そして大会に関わる全ての人に、この大会のイメージを悪くしたことを謝罪する」とした。

また、UCIも同選手らの行為を強く非難する声明を発表。「彼らを速やかにツアーから排除したチーム(アンテルマルシェ)の決定を称賛する」とした上で、今回の行為がUCI規則に違反する可能性があるとして、「本件をUCI懲罰委員会に付託する」と表明した。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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