台湾メディアのTVBS新聞網は、台湾のネット掲示板で日本と台湾の街の景観の違いについての投稿が話題になっていると報じた。

記事は、「日本の街は人々に清潔で快適という印象を与えるが、対して台湾の一部の街並みは古ぼけて乱雑に見える」と指摘。台湾のネット掲示板PTTで「日本の街並みのどこが台湾に勝っているのだろうか？」との投稿が話題になったことを紹介した。

投稿主は、「『台湾の美学は日本に完敗』などとよく言われるが、日本の街のライブカメラを見たところ、看板、エアコンの室外機、吸い殻、電線など、どれも台湾と同じだった」とし、「どこが台湾に勝っているというのだろうか？」と問い掛けた。

記事によると、この投稿に他のネットユーザーからは2つの点を挙げる声が多かったといい、まずは「日本は違法駐車が少ない」「違法駐車の車や歩道に乗り上げて止まっている車がない」「（日本が）勝っているのは路上駐車している車の少なさ」など、台湾では路上で違法駐車している車が大量にあると指摘する声が多く上がった。

また、もう1点は「歩行者の安全」で、「歩道ですでに（日本の）勝利」「日本の街を歩くときはストレスが少ない。安心感がある。台湾では自動車がわがもの顔だから歩行者は大変」「歩道とガードレールがしっかりしているだけで合格。人が車と並んで歩く必要がないだけで台湾を圧倒している」などのコメントが寄せられたという。

ほかには、「（日本の）清潔さはだいぶ先を行っている」「清潔で整っている点」「道路がデコボコしていないだけで日本の勝ち」といった意見も出ていたという。（翻訳・編集/北田）