中国との関係「現状維持」が過去最高、「独立」は3.5ポイント減―台湾世論調査

Record China    2023年10月12日(木) 19時0分

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台湾の経済誌「遠見」と「遠見民意研究調査」が行った世論調査で、中国との関係について「現状維持」を望む人の割合が過去最高になった。

台湾の経済誌「遠見」と「遠見民意研究調査」が行った世論調査で、中国との関係について「現状維持」を望む人の割合が過去最高になった。台湾メディアの聯合報などが12日付で伝えた。

台湾の22市県で今年9月下旬に行われた調査の結果が同日発表された。それによると、「とりあえず現状維持」(31.9%)と「永遠に現状維持」(27.6%)を合わせた「現状維持」を望む人の割合が59.5%となり、2008年の調査開始以来最高となった。

「独立」を支持する人は22年の28.7%から25.2%と3.5ポイント減少し、「統一」を支持する人は22年の6.1%から8.5%に増加した。支持政党別では、「独立支持」の割合は民進党支持者で46.3%、民衆党支持者で21.4%、国民党支持者で7.5%。「統一支持」の割合は国民党支持者で15.2%、民衆党支持者で10.6%、民進党支持者で3.8%となった。

戦争については、64.6%が「5年以内に開戦することはない」とし、「5年以内に開戦する」(23.5%)を大きく上回った。また、54.1%が「自分や家族を戦場に行かせたくない」とし、37.6%が「行きたい(行かせたい)」と回答した。20~29歳では「行きたくない(行かせたくない)」が69%に上った。

一方、74.4%が「両岸(中台)は相互交流を増やすべき」と回答し、46.2%が「対話を保つべき」と回答。このほか、49.8%が「戦争への準備はできていない」と回答した。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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