フィリピン裁判所、中国人漁民に最高懲役12年の厳罰=世界遺産の岩礁で違法操業―中国メディア

Record China    2014年8月6日(水) 9時45分

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5日、フィリピンの裁判所で、昨年4月に違法漁獲の疑いで逮捕された中国人漁民12人が有罪とされ、船長は懲役12年、他の乗組員は6年から10年の禁固が言い渡された。写真はトゥバタハ岩礁の位置を示す地図。

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2014年8月5日、フィリピンの裁判所で、昨年4月に違法漁獲の疑いで逮捕された中国人漁民12人が有罪とされ、船長は懲役12年、他の乗組員は6年から10年の禁固が言い渡された。人民網が伝えた。

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その他、罰金としてそれぞれ10万ドルが科され、漁船は没収された。12人は保護種を所持していたと指摘されており、有罪が確定すれば最高で20年の禁固となる。中国人漁民たちは無罪を主張しており、弁護士は控訴すると述べた。

事件は2013年4月8日晩に発生した。世界自然遺産にも指定されているフィリピン南西部トゥバタハ岩礁で、中国漁船が座礁しているところを発見され、乗組員は違法操業の疑いで逮捕された。

中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は昨年4月の定例記者会見で、フィリピンに公正な処理と漁民の安全ならびに合法的権利を保証するよう求めた。駐フィリピン中国大使館は状況を確認し、フィリピン側に適切な処理を求めるとしている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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