2014年8月5日、中国メディア・捜狐網は、中国と韓国の政治的な蜜月関係が両国の観光業界にも大きな恩恵をもたらし、韓国を訪問する中国人観光客が今後ますます増加するだろうと報じた。

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中国の習近平（シー・ジンピン）国家主席の訪韓に伴ってて、中国国内では韓流ブームが再び巻き起こっている。これと併せて、韓国政府がまもなく発表するとされている中国人観光客向けのビザ発給要件緩和政策も観光業界に大きなメリットをもたらすと予想されている。

昨年、韓国を訪れた中国人観光客の数は延べ433万人に達し、国別の訪韓者数で中国が初めて日本を抜いた。今年は4月までに、すでに前年同期比50％増の159万人が韓国を訪れている。

韓国が中国人観光客に人気である理由の一つが、発達したエンターテインメント分野である。今年、中国で大ヒットしたTVドラマ「星から来たあなた」の中でト・ミンジュン教授を演じたキム・スヒョンや、「花より男子〜Boys Over Flowers」、「相続者たち」に出演したイ・ミンホは、中国で人気の高い韓流スターである。

習主席と共に韓国を訪問した彭麗媛（ポン・リーユエン）夫人がキム・スヒョンについて、「夫の若い頃の写真を見て、『彼に似ている』と娘と話し合ったことがある」と語ったことも大きな話題になった。

また、「江南スタイル」で有名なPSY（サイ）や人気グループ・スーパージュニアなどの韓流エンターテナーたちも80年代、90年代生まれの若い中国人ファンを魅了している。

エンターテインメント分野以外にも、韓国にはショッピングや食事、美容整形、レジャーなど中国人観光客にとって魅力的な要素が多い。また、地理的にも極めて近いため、韓国を訪問する中国人観光客は今後ますます増加することになるだろう。（翻訳・編集/HA）