2歳女児が大型犬に襲われ重傷―中国

Record China    2023年10月17日(火) 17時0分

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16日、香港メディア・香港01は、四川省で女児が野放しの大型犬に襲われて重傷を負う事故が発生したと報じた。

2023年10月16日、香港メディア・香港01によると、中国・四川省で女児が野放しの大型犬に襲われて重傷を負う事故が発生した。

報道によると、中国のネット上で16日「大型犬が女児にかみつく」と題した動画が拡散して注目を集めた。動画には歩道をうろついていた黒い大型犬が、建物から出てきた2歳くらいの女児と保護者に襲いかかり、1、2分間執拗(しつよう)にかみつき続ける様子が映っており、地面に倒されながら保護者が必死に抵抗するも犬は女児をかみ続け、付近にいた道路清掃員がほうきを振りかざしてしばらく威嚇してようやく立ち去った。

四川省成都市崇州市公安局は16日午後5時半にこのトラブルについて「16日午前8時ごろに親子が建物から外に出たところ、黒い犬に襲われた。同8時30分ごろに2人は病院に搬送され、女児は全身の複数箇所に咬傷(こうしょう)を負ったほか、右腎の挫傷・裂傷や右側肋骨(ろっこつ)骨折と診断されて応急処置を受け容体が安定し、保護者もかすり傷を負って手当を受けた。現在全力で捜査に当たっている」との通知を発表した。警察当局によるとかみついた犬はロットワイラーの飼い犬で、中国の一部都市では飼育が禁止されているという。

今回のトラブルが都市における大型犬飼育の是非をめぐる議論を再び引き起こし、ネット上では「他人の人生を台無しにした飼い主は実刑判決を受けるべき」「他人にかみ付いているのに飼い主が全然出てこないことに憤りを覚えた。自分も犬を飼っているが、この飼い主は大型犬を放し飼いにしている時点で刑罰を受けるべき」「今は犬の飼育でマナーを守らない人がますます増えている」「けがの程度に関係なく、子どもは一生トラウマを抱えることになる。犬が人にかみ付いたら主人が刑事責任を負う刑法を出してほしい」といった感想が寄せられた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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