Record China 2023年10月17日(火) 21時0分
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フィギュアスケーターの羽生結弦さん(28)のファンである中国のコラムニストが16日、羽生結弦さんのアイスショーの取り計らいにファンへの優しさが見えたとのコラムを掲載した。
コラムは「羽生結弦の最新のアイスショー“RE_PRAY”のツアースタートを前に、さらに大きなニュースが明かになった!」とし、11月4日に行われる埼玉公演初日の模様がCSテレ朝チャンネルで生中継されるほか、日本各地の100以上の映画館でライブビューイングが行われ6日には録画を放映するディレイ・ビューイングが行われること、台湾、香港、 韓国の映画館でもライブビューイングが行われることを紹介した。
そして、「過去のアイスショー“GIFT”などから、今回も映画館でのライブビューイングが行われると予想されていたものの、最初の公演のしかも初日に中継やライブビューイングが行われるというのはあまりに超常的だ!」と感嘆した。
その上で、「アイスショーは興行であり、その最も根本的な原則は利益を出すこと。入場率は興行の成否を判断する重要な指標である。しかし、興行前のチケット販売が完全に終了する前(佐賀、横浜公演は未定)にテレビや映画館での生中継が行われるということは、チケット売り上げに影響を与えることを意味する」と言及。ではなぜこうした大盤振る舞いに踏み切ったのか。
コラムは「一つはもちろん、自分のアイスショーへの絶対的な自信からだ」と指摘。「佐賀と横浜での公演を控える中、最初の公演でライブビューイングをしてはパフォーマンスの新鮮さを失わせることにならないか。あるいはその後の観客動員に影響しないか。これらを心配しないのは、羽生結弦が自分のアイスショーの臨場感、質に対する自信の高さを物語っている」と分析。
「何といっても、これまでの彼のアイスショー“プロローグ”と“GIFT”から、フィギュアスケート自体にせよ、プログラム全体のストーリー構成にせよ、照明や音響等の演出にせよ、グッズのデザインにせよ、現場の管理にせよ、すべてが素晴らしく超絶的と形容することができるのである。そしてそれが彼の自信、勇気につながったのだ」との見方を示した。
そして、「自分のアイスショーのチケットがいかに入手困難であるか、世界中から駆けつけたいというファンの強い想いがどれほどかを羽生結弦はよく知っている。初日にいきなり生中継を行うことは、『コスト度外視』のファンへの優しさ、まさに羽生結弦の一番の優しさと言えるのではないだろうか」と結んだ。(翻訳・編集/北田)
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